ゲンノショウコ 「現の証拠」
別名 ミコシグサ
山野の道端などに生える多年草。茎は地上をはい、または斜上して分枝し、長さ50センチ前後になる。茎や葉には毛があり茎の上部、葉柄、花柄には腺毛がまじる。対生する葉は掌状に35裂し、葉面には紫黒色の斑点がある。花は長い柄の先に2個つき白色ときには紅色の5弁花を開く。
花の色は画像のように
白色だが、東日本ではこの白色が、西日本には紅紫色が多い。花弁と萼片は5個ある。花柱は5裂し、刮ハ(さくか 雌蕊の中が放射状に複数の仕切りで分けられ、果実が成熟した時は、画像左側のようにそれぞれの部屋ごとに縦に割れ目を生じる。つまり心皮の数だけの割れ、種を散布する。)は心皮の上部がくちばし状に伸び、その下端がある。
画像のように5裂し裂片は
種を1個づつ巻き上げる。花期は7〜10月。
全草が薬用となり、開花期に採取して陰干しにする。よく用いられる民間薬で健胃整腸剤、下痢止めなどの用いられる。
和名は、現の証拠の意味で、服用するとすぐ薬効が現れるというので。別名は、
神輿の屋根によく似ており、種は野筋の先につく蕨手(わらびて こぶしのように曲がり巻いたところ)によく似ていることからつけられている。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 9 30 撮影
2003 4 11 撮影
UP
2003 5 2 撮影
2003 9 2 撮影
2005 9 2 撮影
UP
2001 9 14 撮影
2001 9 29 撮影
2001 9 29 撮影
2001 9 29 撮影
UP
2001 9 29 撮影
2001 9 29 撮影
2005 9 30 撮影
UP
2003 10 3 撮影
2002 10 4 撮影
2001 10 5 撮影
2004 10 15 撮影
 2003 10 24 撮影
UP
2002 10 29 撮影
2001 11 2 撮影
2005 11 4 撮影
UP
2003 11 7 撮影
2003 11 7 撮影
2005 11 11 撮影 2003 11 28 撮影
UP
2001 12 7 撮影
2002 11 29 撮影
2002 11 29 撮影
UP
2002 11 29 撮影
2001 12 10 撮影
撮影者 松下弓子 撮影機種デジタルカメラ
2004 1 9 撮影
UP
2004 4 30 撮影
葉表 2004 4 30 撮影    葉裏

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