イヌショウマ 「犬升麻」 
山地の林内に生える高さ60〜80センチの多年草。地下茎が発達し横にのびる。根生葉は1〜2回3出複葉。小葉はやや硬く掌状に裂け、裂片のふちに不ぞろいのするどい鋸歯がある。葉の両面とも脈に短毛がある。つぼみは画像のとおり紅梅色のような色で、花は白色で穂状に多数つく。つぼみが開くと花弁と萼は落ちてしまい、白色の雄しべが花のように見える。
よく似た種類に
サラシナショウマがあるが、サラシナショウマは花柄(有柄の白い花)が、はっきりとわかるが、イヌショウマは花に柄がないので違いがよく分かる。花期は7〜9月。
名前のイヌショウマは、サラシナショウマが薬用(茎葉が枯れてから根を日干しにして用いる。)として用いられるのに対し、薬用にならないためつけられている。
分布は、本州(関東から近畿地方)
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 10 4 撮影 2002 10 11 撮影
2001 9 29 撮影
UP
2001 9 29 撮影
2003 10 3 撮影
2002 10 4 撮影
UP
2002 10 4 撮影
2005 10 14 撮影
2002 10 11 撮影
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2005 10 14 撮影
2002 10 25 撮影
2003 10 3 撮影
UP
葉表 2004 4 2 撮影     葉裏

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