コボタンヅル 「小牡丹蔓」
山地、丘陵地の日当たりのよいとこに生えるつる性の半低木。本種は、本州の関東地方から中部地方に分布する、ボタンヅルの変種で、画像からも分かるように、樹木を覆い尽くすように絡み、遠くからでもよく分かる。
葉は
2回3出複葉で、広卵形で、先は鋭くとがり、大型の粗い鋸歯がある。中間型もあり、葉が1回3出のものや、2回3出でもそう果に毛があるものなどもある。
花は葉腋に多数つく。萼片は花弁状で4個あり、十字型に開き、反り返る場合もある。本種の花はセンニンソウとよく似ているが、花はやや小さい。花弁はなく、画像のように白い花弁状の萼片4個が十字型に開く。なお、本種には上述のとおり鋸歯があるが、センニンソウの葉には鋸歯がない
そう果は卵形で毛がない。そう果の先に
羽毛状になった花柱が残る。花期8〜9月。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 8 19 撮影
UP
2003 7 25 撮影
2004 8 6 撮影
2004 8 6 撮影
2005 8 12 撮影
UP
2005 8 12 撮影
2005 8 19 撮影
2005 8 19 撮影
2005 8 19 撮影
UP
2004 8 20 撮影
2004 8 20 撮影
2005 9 2 撮影
UP
2003 8 8 撮影
2004 8 6 撮影
UP
葉表 2004 8 6 撮影    葉裏

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