コモチマンネングサ 「子持ち万年草」
道端や田のあぜなどに生える越年草(越年草 えつねんそう 種子が発芽しても年内に開花しないで、翌年になって開花、結実して枯れる植物)。葉の基部にふつう2〜3対の小さな葉を持つ珠芽(しゅが 葉の付け根にできる、多肉で球状の芽。地上に落ちると根を出して、新しい個体となる。)をつけ、花のあと落ちて、冬を越し繁殖する。
茎は地をはい、上部は直立または斜状する。葉は茎の下部では対生し卵形。茎の上部の葉は互生し、上部のものほど細い。花は画像のように黄色で種はできない。花期は5〜6月。
ベンケイソウ科の本種は、
メキシコマンネングサなどとともに岩礫や乾燥地を代表する植物で、肥厚した根や多肉質の葉など、乾燥に適応した形態をもつものが多い。雌しべの基部にふつう蜜腺がある。
分布は、本州、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 6 17 撮影
UP
2003 6 6 撮影
2003 6 6 撮影
2003 6 6 撮影
UP
2003 6 6 撮影
2005 6 17 撮影
2005 6 17 撮影

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