クマノミズキ 「熊野水木」 
山地に生える高さ8〜15メートルの落葉高木。全体にミズキによく似ているが、花期が1ヶ月ほど遅く6-7月に花が咲く。花は枝先に平らな散房花序を出し、ミズキに似た白い花を蜜につける。葉は卵形〜楕円形で、ミズキと違って対生する。花後の実は頂部がくぼまない。ヒマラヤではこの実を食用にするという。
和名は、三重県熊野の水木だが、熊野だけにあるわけではない。水木は早春芽をふく時、地中から多量の水を吸い上げることから。

分布は、本州、四国、九州。
画像をクリックすると大きく表示されます
撮影機種 デジタルカメラ
2004 5 21 撮影 
2002 6 21 撮影 
左からタブノキ・クマノミズキ・アカメガシワ
2002 6 21 撮影

植物群の目次 植物群の索引 TOPページに戻る