クサギ 「臭木」
山野の日当たりのよい林縁などに生える落葉中低木で、高さは2から5メートル。撮影エリアないでも普通。葉は対生し広卵形で臭気があるが、大きさは左右不同。8〜9月頃枝先に集散花序が出て多数の白色の花をつける。花冠は、高杯形で、先は5裂して平開する。
花には芳香があり、
4本の長い雄ずいがやや上向きにカーブしながら突き出る。萼は宿存性(画像のとおり花が終わり実になっても、星型で紅紫色の萼がそのまま残っている。)で、花期には、緑色の壷形であるが、しだいに赤みを帯び平開し、果期には紫青色の実になる。
和名は、枝や葉を傷つけると、上述のとおりいやなにおいがすることから。なおこの植物は、かっては救荒植物とされ、若い芽をゆでてから水にさらし食用とした。また、果実は染料になる。
分布は、日本全土。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 7 30 撮影
2005 8 12 撮影
2002 8 30 撮影
UP
2004 10 22 撮影
2005 11 4 撮影
UP
2005 11 4 撮影
2002 11 22 撮影 2005 11 25 撮影
葉表 2004 10 22 撮影  葉裏

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