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山野にふつうに見られる大形なつる性の多年草。茎はつる状に長く伸び、基部は木質化し、葉は3出複葉で、裏面に白い毛が密生する。芳香のある花は総状に多数つき、紅紫色の蝶形花を開く。
肥厚した根には」でん粉を多量に含む。
この植物は、秋の七草（「萩」はぎ・「尾花」おばな「すすき」のこと･「葛」・「女郎花」おみなえし・「藤袴」ふじばかま・「桔梗」ききょう・「撫子」なでしこ）の一つ。
和名は、上述のとおり根からとったでん粉が葛粉で、大和「奈良県」の国栖（くず）が葛粉の山地であったことによるという。
分布は、日本全土。 |
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