オドリコソウ 「踊り子草」  
山野や道端の半日陰に群生し、高さ30〜50センチの多年草。茎は四角形で、3月頃葉のわきに淡紅紫色〜白色の唇形花を数個輪生する。上唇はかぶと状、下唇は3裂する。側裂片は小さく、中央裂片は大きく前に突き出し、浅く2裂する。
葉は対生し、卵状三角形〜広卵形で先端はとがる。ふちに粗い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。
なお、この植物は画像のとおり花が枯れても
下のつぼみが次々と咲くので、花期は長い。花期は3〜6月。
オドリコソウとつくものに、同じシソ科のオドリコソウ属に
ヒメオドリコソウがあるが、花の形、葉の形など、まったく似ていない。
この花の和名は、花の形がまるで踊り子が、笠を大きくはずませながら
踊る姿を連想させることからつけられているが、まさにピッタリの名前である。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 5 2 撮影 2002 4 26 撮影
2003 5 2 撮影
2004 3 19 撮影    
2004 4 9 撮影    
UP
2002 4 26 撮影
2003 5 2 撮影
2003 5 2 撮影
2002 12 13 撮影
撮影者 松下弓子 撮影機種 デジタルカメラ 
UP
 葉表 2003 5 2 撮影    葉裏

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