オニシバリ 「鬼縛り」
別名 ナツボウズ
山地、丘陵地の林中に生える落葉低木。撮影エリア内にも分布するも数は少ない。雌雄異株で高さは1メートル内外になる。葉は互生し倒披針形半皮質。通常枝先に集まってつく。葉は秋口に出て、そのまま越冬し、7〜8月に落葉するという珍しい性質があるため、夏坊主という別名がある。
2〜4月、画像のように
葉腋に萼筒の先が4裂する小さな花を2〜10個束状につける。萼筒は淡黄緑色で花弁はない。雄花と雌花はジンチョウゲ同様外見上区別しにくいが、雄花は雌花よりやや小さい。
花後の実は、楕円形の液果で5〜7月に赤く熟す。
樹皮は灰褐色で丈夫で折れにくい。このことから和名は、樹皮で鬼でも縛ることができると表現したもの。なお樹皮は、和紙の原料にもなる。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
 2002 2 8 撮影 雄花  2004 2 27 撮影 雌花
2003 1 10 撮影
2003 1 10 撮影
2002 2 8 撮影
UP
2002 2 8 撮影 雄花
2004 2 27 撮影
2004 2 27 撮影
UP
2006 3 17 撮影
2006 3 17 撮影
2006 3 17 撮影
UP
2003 11 28 撮影
葉表 2006 3 17 撮影         葉裏

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