オオジシバリ 「大地縛り」
水田近くの湿地から、丘陵地の湿った林縁などに生える多年草。4〜5月頃15センチ前後の直立した花茎を出し画像のような黄色の花をつける。茎は、地をはってのび、葉はへら状で、下部がはじ羽状に切れこむことがある。ジシバリと似ているが、頭花は2.5〜3センチで、ほかの花の花粉がもらえないと、画像のように花柱の先がクルリと巻いて同花受粉する。
痩果(そうか 多くの被子植物に見られる、単純で乾いた果実の一種)はタンポポ(
カントウタンポポセイヨウタンポポ)と同じように綿毛(冠毛)のついた種子を作る。
和名は、地面をはう茎が、ところどころから根を出し、地面を縛るようであることから。
なお、この植物は全草を薬草にする。開花期に採集し日干しにする。食欲不振や胃炎に煎じた液を用いる。
分布は日本全土。
画像をクリックすると大きく表示されます
撮影機種 デジタルカメラ
2002 5 22 撮影 2001 11 16 撮影
2005 3 25 撮影
2005 4 15 撮影
UP
2001 4 20 撮影
2001 4 20 撮影
2001 4 20 撮影
UP
2002 4 23 撮影
2006 4 28 撮影
2001 5 4 撮影
2003 5 23 撮影
UP
2004 5 28 撮影
2002 5 31 撮影
2003 11 14 撮影
UP
2001 11 16 撮影
葉表 2005 4 15 撮影     葉裏

植物群の目次 植物群の索引 TOPページに戻る