シオデ 「牛尾菜」
山地や丘陵地の林縁に生えるつる性の多年草。茎はつる状に長くのびる。葉は互生し卵状長楕円形で5〜7脈があり、やや厚くて光沢があり、先はとがる。葉柄の基部には托葉(たくよう 葉の付け根にある付属体をという。これは小さな葉のようなものであることが多いが、例外的に大きなものや刺や本種のように巻きひげに変化していることもある。)の変形した巻きひげがあり、これでからみつく。葉腋から散形花序をだし、20個前後の淡黄緑色の小さな花をつける。雌雄異株。
花後の液果は
球形で黒く熟す。雌花は花柱はほとんどなく、緑色の子房の上に3裂して反り返った柱頭がのっている。花期は7〜8月。
和名は、アイヌ方言シュウオンテからきたものという。
牛尾菜は漢名。
春から初夏にかけての若菜は、先の柔らかいとこを、おひたし等にし食用にされる。なお、このシオデは山のアスパラガスとも呼ばれている。

分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 6 18 撮影 2002 11 1 撮影
2003 1 3 撮影
UP
2003 1 3 撮影
2004 6 18 撮影
2004 6 18 撮影
UP
2004 7 16 撮影
2003 10 24 撮影
2002 11 1 撮影
2001 12 7 撮影
UP
葉表 2004 6 18 撮影    葉裏
2004 6 18 撮影

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