シロダモ
山地や丘陵地の平地の林中に生える、暖地性のクスノキ科の常緑の小高木で、雌雄異株。葉は互生し、若葉と新枝はビロードのように柔らかい黄褐色の毛でおおわれ、若葉は長い葉柄があるため垂れ下がる。コレをウサギの耳と見立て、ウサギノミミと呼ぶ地方もある。
毛はその後落ち、
葉は水平になる。長楕円形の葉は画像のとおり革質で、裏面はロウ質を分泌するため目だって白い
10月〜11月、枝先に集まった葉の下に数個の花序が出て、淡黄色の小さな花が蜜に咲く。花糸(雄しべは花粉を入れる袋状の葯(やく)と葯を支える花糸(かし・・柄の部分)という部分で構成される。)は長く花外につきでる。楕円球状形の実は翌年の秋に熟すため、花と
を同時に見ることができる。種からとれる油からロウソクを作る。
和名は、葉の裏が白いため。
分布は、本州(山形県・宮城県以西)、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 3 25 撮影
葉表 2005 3 25 撮影   葉裏
2005 3 25 撮影 ムシコブ・虫渋(ちゆうえい)
葉表 葉裏
2004 5 21 撮影
UP
2002 12 20 撮影
2002 12 20 撮影

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