テイカカズラ 
林中や林縁に生える常緑つる性木本。茎から付着根を出してや岩によじ登り十数メートルにも伸びる。枝先や葉腋から集散花序を出し、白色で後黄変する花を開く。葉は3〜7センチの楕円形で画像のように皮質で光沢がある。花には芳香がある。花冠は径2〜3センチ、上部で5裂し裂片はねじれて平開する。果実は細長く15センチ前後になり、熟すと画像のとおり多数の長毛の生えた種を飛ばす。果実はふつう二つに分かれるが、画像のようにそのまま二つの袋が合着したような果実が見られる。
画像はハエの一種であるテイカカズラミタマバエに寄生された
虫こぶ(虫瘤は、植物の内部に昆虫が卵を産み付けることによって、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のこと。虫瘤は、ちゅうえい、ともいい英語カナ読みのゴールgallが使われることもある。)である。花期は5〜6月。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 5 21 撮影
2004 6 11 撮影
UP
2002 6 14 撮影
2002 6 14 撮影
2002 6 14 撮影
UP
2003 6 20 撮影
2003 6 20 撮影
2003 6 20 撮影
UP
2005 7 8 撮影
2004 10 15 撮影
2002 11 29 撮影
2002 12 20 撮影
UP
2002 12 20 撮影
2002 12 20 撮影 2002 12 20 撮影
撮影者 松下弓子 撮影機種 デジタルカメラ
2003 1 3 撮影
2003 1 3 撮影
UP
2003 1 3 撮影
葉表 2005 7 8 撮影     葉裏
2005 7 8 撮影  

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