ツクバトリカブト 「筑波鳥兜」
丘陵地の林縁などに生える多年草で、林縁などでは斜上し、草原では直立する。撮影エリア内に分布するが少ない。根は倒卵形の塊状で地中に在り、茎は直立すると80センチ前後になる。葉は互生し3全裂し、花は散房花序につき、深紫色の花を開き、上から順に咲く。花柄には屈毛が密生。花期は8〜10月。
なお、本種は全草有毒植物であり
葉の形が、ニリンソウゲンノショウコ等と類似しているため間違って食用する例がある。平成24年4月9日の新聞で報道されたように、北海道の方がニリンソウと間違え誤食し亡くなられており、十分な注意が必要である。
和名は、筑波山で発見された。学名は、千葉県鹿野山から報告されたハマトリカブトに由来し、「沿岸性」を意味する。東北地方南部の太平洋側から関東地方のほぼ全域と中部地方内陸部の高原に分布。

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撮影機種 デジタルカメラ
2002 10 25 撮影
2002 3 1 撮影
UP
2002 3 1 撮影
2005 3 18 撮影
2006 3 31 撮影
UP
2005 4 15 撮影
2003 10 3 撮影
2002 10 11 撮影
2002 10 18 撮影
UP
2002 10 18 撮影
2002 10 18 撮影
2004 10 22 撮影
2002 10 25 撮影
UP
2002 10 25 撮影
UP
葉表 2005 3 18 撮影    葉裏
ゲンノショウコ ニリンソウ イチリンソウ
2004 4 30 撮影  2005 4 15 撮影 2003 4 4 撮影

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