ツルマサキ 「蔓正木」
山地に生える常緑の蔓性低木で、枝から気根を出し、ときに10数メートルも樹木を上ったり、地面をはったりする。葉や花、実はマサキに似るが、葉にはマサキのような光沢がなく、若い枝には突起物がある。6〜7月、葉液などから長い柄のある集散花序を出し、5ミリほどの緑白色の花を蜜につける。花弁と萼片は4枚ずつ。雄ずいも4本ある。
さく果は球形で、秋に熟して裂けると画像のように
橙赤色の種を出す。
なお、本種は
マユミツリバナと同属(ニシキギ科・ニシキギ属)である。
分布は、北海道、本州、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2006 5 19 撮影
2002 5 24 撮影
UP
2002 5 24 撮影
2003 12 5 撮影

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