サネカズラ 
別名 ビナンカズラ
丘陵地の林縁などに生えるつる性の常緑木本。雌雄異種。8月頃、鐘形の径1.5ほどの淡黄白色の花を葉腋から下垂して咲く。花弁と萼を区別できない花被片は8〜17枚ある。雌株は秋、画像のとおり赤く熟した艶やかな実が球状にたくさん集まる集果をつける。葉は長楕円形卵形。やや皮質で光沢がある。古い茎は灰褐色でコルク質におおわれる。
別名の美男葛は、若枝は粘る液を含み、昔はこれを煮た汁で髪を整えたことによる。このためビジンカズラ、ビンツケカズラとも呼ばれた。
なお、本種は百人一首のなかで「名にし負わば 逢坂山のさねかずら 人に知られで 来るよしもがな」と恋歌を詠んだ一つとして知られている。
分布は、本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ ・ フイルムカメラ
2005 9 9 撮影
2005 9 9 撮影
2004 11 5 撮影
UP
2002 11 29 撮影
2002 12 3 撮影
2002 12 13 撮影 2005 12 16 撮影
2002 12 20 撮影
UP
2002 12 20 撮影
2002 12 20 撮影
2002 12 20 撮影
UP
2003 1 10 撮影
葉表 2005 9 9 撮影    葉裏

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