サラシナショウマ 「晒菜升麻」
山地、丘陵地の林縁に生える多年草。撮影エリア内には分布するが少ない。茎は直列し円柱形で高さ60〜1.2メートルで、葉は2〜3回出複葉。小葉は卵形で不ぞろいの鋸歯がある。茎頂に長い鼻茎を出し、まばらに分枝した花柄に8〜10月頃有柄の白い花を蜜につける。
雄花の花弁は、少し分かりにくいが中央の
先が曲がった3個で、雄しべは多数。果実袋果は、先の曲がった花柱が残っている。中に種が入っている
よく似た種類に
イヌショウマが同様に分布するが、葉が2回3出複葉であり、花に柄がないサラシナショウマ)ので区別できる。
この植物は漢方薬として、薬用部分の根基(しょうま・升麻)を、茎葉が枯れてから日干しにして用いる。
和名は、若菜を水にさらして食べたことによる。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
画像をクリックすると大きく表示されます
撮影機種 デジタルカメラ
2003 10 17 撮影
2003 10 17 撮影
UP
2006 10 20 撮影
2005 10 21 撮影
2004 10 22 撮影
2003 10 24 撮影
UP
2003 10 24 撮影
2005 11 4 撮影
2004 11 5 撮影
UP
2004 11 5 撮影
2004 11 5 撮影
2003 11 28 撮影
2002 11 15 撮影
撮影者 松下弓子 撮影機種 デジタルカメラ
UP
2003 12 5 撮影
2002 12 20 撮影 2006 2 24 撮影
2004 2 27 撮影
UP
葉表 2006 10 20 撮影    葉裏

植物群の目次 植物群の索引 TOPページに戻る