ニワトコ 
山地、丘陵地の林中、林縁などに生える2〜8メートルの落葉低木。撮影エリアないでは分布し普通。葉は対生し、5〜7小葉からなる奇数羽状複葉。3〜5月枝先に円錐花序がでて、小さな花が蜜につく。花冠は淡黄色で、5深裂し花時には反り返る。雄ずいは5本。雌ずいの柱頭は画像のとおり暗褐色である。果実は液果で夏から秋にかけて赤く熟する。茎葉は薬用にされる。
本種は、接骨木の漢名をもつ中国のトウニワトコに似ているため、セッコツボクの名で呼ばれたり、接骨木と書いてニワトコと読ませたりする。また、トウニワトコ同様にはなの蕾を打ち身や捻挫に用いたりする。枝はコルク層が発達して柔らかく、中の太い髄は、顕微鏡の標本を作るときのピスとしてよく使われる。

分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 2 14 撮影
2004 4 2 撮影
UP
2004 4 2 撮影
2004 4 2 撮影
2004 4 9 撮影
UP
2005 4 15 撮影
2005 4 15 撮影
2005 6 17 撮影
UP
葉表 2004 4 2 撮影    葉裏

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