ノアザミ 「野薊」
丘陵地の道端などに生える多年草。春から初夏のかけて咲く。高さ0.5〜1メートル。根生葉は花期にも残り、羽状に中裂する。茎葉の基部は茎を抱き鋭い刺がある。頭花の色は紅紫色で、枝先に上向きにつく総苞は球形。総苞片は直立し、反り返らない。粘液を出して粘る。画像は雄性期(ゆうせいき 個体内の個々の花が雄から雌へと性表現を変えることを指す。すなわち、開花時点では雄しべのみが成熟して花粉を放出するが・雄性期、やがて雌しべが成熟し花粉を受け取るようになる・雌性期。)の頭花。盛んに花粉を出している
花期は5〜8月。同じキク科のアザミ属である
タイアザミの花期は9〜10月。
なお、本種の若芽は食用となり、また、根、茎葉は薬草として利用される。

分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2001 5 11 撮影
2001 5 11 撮影
2001 5 11 撮影
UP
2001 5 11 撮影
2004 6 18 撮影
UP
2003 9 2 撮影

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