ノカンゾウ 「野萱草」
別名 ベニカンゾウ
野原や丘陵地の林縁に生える多年草で、撮影エリア内でも見られるが少ない。花は、画像のとおり一重で筒部が長く、色は橙赤色から赤褐色まで変化が多い。花被片は6個あり、筒状に合着した部分は細くて長い。雄しべは6本で、雌しべは雄しべに比べ長く突き出している。
萼と花冠が同じように見える場合は、ひとまとめにして花被(かひ)ということが多い。花被を萼と花冠で区別する場合は、萼を外花被、花冠を内花被という。また、外花被、内花被のひとつひとつを、それぞれ外花被片、内花被片という。
但し、萼と花冠が一見して区別できる場合でも、ひとまとめにして花被ということもある。
ヤマユリ本種の場合、6枚の花弁に見える。本当は手前に見える3枚が内花被片、奥の3枚が外花被片である。
なお、特に赤みの強いものをベニカンゾウと呼ぶこともある。普通結実しない。花期は普通7〜8月であるが、エリア内では、画像のとおり10月頃まで見られる。若葉やつぼみは食べられる。

分布は、本州、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 8 30 撮影
2001 7 27 撮影
UP
2001 7 27 撮影
2001 7 27 撮影
2001 7 27 撮影 2001 8 14 撮影
UP
2001 8 14 撮影 2001 8 17 撮影
2005 8 12 撮影
2006 9 8 撮影 左はヤブラン・中央はミズヒキ
UP
2002 9 13 撮影
2002 9 13 撮影
2001 9 14 撮影
2001 10 26 撮影
2002 10 11 撮影
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