ハコベ 「繁縷 」
別名 ミドリハコベ 
田畑の周辺や道端などに生える多年草で、4〜5月頃白い花をつけるが、他の季節でも観られる。コハコベに比べ雄しべは8〜10個(コハコベは1〜7個)、種の表面にやや著しい円錐形の突起があるので区別できる。花は他のハコベと似ているが、雌しべの花柱が3個(ウシハコベは花柱が5個)ある。萼片は花弁よりすこし長い。(ウシハコベは、萼片は花弁より短い。)花弁は、5枚であるが、基部近くで2裂しているため、画像から見ると10枚のように見える。
春の七草の一つで若菜は食用に、全草民間薬に利用される。
和名は、緑ハコベの意味で、葉の色による。
分布は日本全土。
春の七草・・・正月七日の七草粥(がゆ)に入れる若菜。セリ・
ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ(タビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)の七種。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 1 3 撮影
2002 3 21 撮影
UP
2001 3 23 撮影
2006 3 31 撮影
2002 4 13 撮影

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