ハンショウヅル 「半鐘蔓」
山地、丘陵地の林縁、林中に見られる落葉木質のつる植物で、丘陵では画像のとおり、4月の終わりごろから5月にかけて見ることができるが数は少ない。紅紫色の花弁のように見えるのは、4個の萼片で花弁はない。萼片は厚く長さは2.5〜3センチで先はとがり、ふちは白い毛にふちどられ半開きとなる。花のあと花柱は伸びて画像のとおり長さ3センチほどになり、毛も伸びて羽毛状になる。名前は、やぐらにつるされている半鐘に似ているためつけられている。
この本種と同じキンポウゲ科 / センニンソウ属で
シロバナノハンショウヅルが見られるが、花の形(シロバナノハンショウヅル)も開き方(シロバナノハンショウヅル)も、また葉の形(シロバナノハンショウヅル)も違う。
分布は本州、九州。
和名の火の見やぐらに吊るされた半鐘は、かっては村のシンボルであったが、今では、防災無線などによりその役目を終えている。このため見たこともない子供たちがいると思われるので、市内で10年ほど前に撮った
画像があるので参考に添付します。
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撮影機種 デジタルカメラ
2005 5 6 撮影
2002 2 8 撮影
UP
2002 2 8 撮影
2002 2 22 撮影
2002 4 19 撮影
2001 4 20 撮影 2001 4 27 撮影
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2001 4 27 撮影
2002 5 1 撮影
2001 5 4 撮影
2001 5 4 撮影
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2005 5 6 撮影
2005 5 6 撮影
2005 5 6 撮影
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2005 5 6 撮影 下はマルバウツギ
2004 5 7 撮影
2004 5 7 撮影
2004 5 7 撮影
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2002 4 23 撮影 2001 5 4 撮影
葉表 2005 5 6 撮影    葉裏
2005 10 14 撮影
2006 10 20 撮影
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2004 10 22 撮影

火の見やぐらと半鐘

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