ハリエンジュ 「針槐」
別名 ニセアカシア
日本には1873年に渡来した北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木。5〜6月、葉腋から総状花序が下垂して、小さな白色の蝶形花を蜜につける。花には芳香があり、良質な蜜源。よく誤ってアカシアと呼ばれるが、本当のアカシアは、同属の別の樹木。
花の後に平たい5cmほどの鞘に包まれた4〜5個の豆ができる。
熟すと裂けて種をこぼす。葉は7〜19小葉からなる羽状複葉。托葉(葉の付け根にある付属体を托葉(たくよう)という。これは小さな葉のようなものであることが多いが、例外的に大きなものや刺や巻きひげに変化していることもある。)は、通常刺となる。托葉が刺に変わらないものは、トゲナシエンジュと呼ばれる。
和名は、花柄の基部に托葉が変化した一対の刺があることから。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 4 19 撮影
2008 5 16 撮影

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