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山地の林内に生える落葉高木。幹は直立してときに30メートるの大木になる。木肌が深く裂け、画像のような黒ずんだ褐色の色である。若い枝は画像のように太くて大きなするどい刺がある。葉は円形で、掌状に5〜9裂する。秋にはこのカエデに似た葉が黄葉する。
7〜8月、枝先に大きな花序が出て、各花柄の先に黄緑色の小さな花が球状に多数集めってつく。花後、画像のように球状の実となり、藍褐色に熟す。
なお、若芽は食用にでき、根や樹皮は漢方薬、材も有用で家具材や器具材となる。
和名は、枝に針をもち、葉が桐のように大きいことから。別名、栓(せん)の木、ヤマギリ、テングウチワとも呼ぶ。
分布は、北海道、本州、四国、九州。 |
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