ヘクソカズラ 「屁糞蔓」
別名 ヤイトバナ・サオトメカズラ
日当たりのよいやぶや草地などに生えるつる性の多年草。つるは左巻きで、ほかの木や草などに絡まって長く伸びる。基部は木質化する。葉は対生し、楕円形または細長い卵形で先はとがる。葉柄の基部には左右の托葉が合着した三角形の鱗片がある。
葉腋から
短い集散花序を出し、灰白色の釣鐘状の花冠内面には紅紫色の花を開く。果実は熟すと黄褐色になる。花期は6〜9月。
和名は、全体に臭気があるので。それにしてもかわいそうな名前をつけられたものである。臭気は、花や茎など嗅いただけではにおわないが、もんだりするとはじめてにおう。
別名のヤイトバナは、花の中央部がヤイト(お灸)のあとに似ているからだという。また、サオトメカズラは早乙女蔓で、花の姿を早乙女のかぶる笠に見立てたもの。

分布は、日本全土。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 7 30 撮影
2001 8 24 撮影 2001 9 2 撮影
UP
2001 9 2 撮影
2006 9 8 撮影
2005 9 9 撮影
UP
2002 9 13 撮影
葉表 2004 7 30 撮影    葉裏

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