ヒキオコシ 「引起し」
別名 エンメイソウ
山野に生える多年草で茎は四角形で直立し、高さ1メートル前後になる。葉は卵形でなめると苦い。縁には鋸歯がある。9〜10月ごろ、淡紫色の小花を多数つける。
雄しべ4本のうち、左2本は画像のように
花弁の外に少し飛び出しており、2本は内側にある。萼は5裂茎などには毛がある。中は空洞である。
ヒキオコシの名は、腹痛に苦しむ人をたちどころに回復させ、病人を引き起こすことからつけられており、薬用(
を乾燥し煎じる)として古くから苦味健胃薬等として用いられている。また、さしこみや胃けいれんにもよく効くといわれる。消化不良、食欲不振、腹痛などに、乾燥した茎葉を煎じつめて服用する。このことから別名「延命草」と呼ばれている。
分布は、北海道(南部)、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 5 2 撮影 2005 11 4 撮影
2004 4 2 撮
2005 4 15 撮影  下はカントウタンポポ
2006 4 28 撮影 2004 4 30 撮影
UP
2003 5 2 撮影
2005 5 13 撮影
UP
2004 5 28 撮影
2004 6 18 撮影
2005 8 12 撮影
2003 10 3 撮影
2003 10 24 撮影
UP
2004 10 15 撮影
2004 10 15 撮影
2005 11 4 撮影
UP
2005 11 4 撮影
2003 11 7 撮影
2003 1 10 撮影
2004 1 23 撮影
UP
葉表 2004 5 28 撮影 葉裏

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