ムラサキカタバミ 「紫傍食」
人家付近の道端や石垣の間に観られる多年草。江戸時代の文久年間<1861〜1863>に、わが国へ渡来した南アメリカ原産の多年草で、またの名を「キキョウカタバミ」ともいう。観賞用に輸入されたのが野生化した。花は紅紫色で、葯は画像のように白色で花粉はない。花は結実せず、地下にりん茎をもち、多数の小球ができて、これがもとで繁殖するので、やっかいな畑の雑草となることがある。本州から沖縄にかけて広く野生化してしまっている。花期は、5〜7月。
なお、同属に(カタバミ科カタバミ属)、花が
黄色のカタバミ、本種より花の色が濃いイモカタバミがある。
和名は、葉が睡眠運動でをし、夕方になって閉じると一方が欠けて見えるため。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 5 3 撮影
2002 4 23 撮影
UP
2002 5 3 撮影
2001 6 13 撮影
2001 6 13 撮影
UP
2001 6 13 撮影 2002 6 28 撮影
2003 6 27 撮影
2003 6 27 撮影
2001 7 6 撮影

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