ヤブヘビイチゴ 「薮蛇苺」
林縁、やぶ側、道端の日陰などに生える多年草。「関東ふれあいの道」ハイキングコースでも普通に見られる。葉はヘビイチゴと比べると濃緑色。4〜6月頃長い花柄をだして黄色の花を1個つける。花弁は5枚、萼片、副萼片ともに5枚であるが、副萼片は萼片より大きい
花後のそう果は、
ヘビイチゴより大きく、2センチぐらいあり表面は色が強く光沢がある。ヘビイチゴは光沢がない。花は4月頃から見られ、5月に入ると画像のとおりきれいな大形のそう果となる。
和名は、やぶのような日陰に生えるのでつけられている。なお、本種は、バラ科のヘビイチゴ属であるが、これに属するものは本種と
ヘビイチゴの2種だけで、ヘビイチゴと名がついているオヘビイチゴは、キジムシロ属である。
果実は、名前からして有毒でヘビが食べるものという誤った認識が一般的なようだが、実際には毒はない。
食用に栽培するイチゴは、オランダイチゴ属で果床は液質だが、ヘビイチゴ属の果床は画像のとおり
海面質ヘビイチゴ)で食べれるが、味はなくおいしいものではない。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 5 24 撮影 2002 5 31 撮影
2004 4 2 撮影
UP
2001 4 20 撮影
2001 4 20 撮影
2005 5 6 撮影
2004 5 7 撮影             2001 5 11 撮影
UP
左下の葉はユキノシタ・右上はタチツボスミレ 2005 5 13 影撮
2002 5 22 撮影
2003 5 23 撮影
2002 5 24 撮影
2001 5 25 撮影
UP
2001 5 25 撮影
2001 5 25 撮影
UP
2004 5 28 撮影
2001 6 1 撮影
2001 6 1 撮影
UP
2003 6 6 撮影
2003 6 6 撮影
2005 6 10 撮影
UP
2005 6 10 撮影
2001 6 18 撮影
2006 8 11 撮影
2001 9 21 撮影 2004 9 29 撮影
UP
葉表 2004 4 2 撮影    葉裏

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