ユキノシタ 「雪の下」
湿った岩のうえなどに生える多年草。根本から赤い匐枝を出し、その先に新しい株をつくるので、群生することが多い。葉は根ぎわからでて、長い柄がある。葉身3〜6センチで腎円形で基部は心形である。葉は厚く柔らかで、表面は暗緑色で赤褐色の毛が多い。花茎はたかさ20〜50センチで腺毛があり白い花を円錐状に多数つける。花弁は5個で上の3個は小さく濃紅色の班点がある。下の2個の花弁は長い。雄しべが10個、雌しべが2個突き出している。花期は5〜6月。
山地に生えるハルユキノシタはに似ているが、葉は緑色で波紋がない。匐枝は出さない。
和名は、雪の下でも葉が枯れないからとか、白い花を雪に見立てとか諸説がある。
葉は食用となり、開花期の葉は薬用となる。
分布は、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 5 22 撮影
2002 5 22 撮影
UP
2002 5 22 撮影
2002 5 22 撮影
2002 5 22 撮影
UP
2002 5 22 撮影
雄しべ 2002 5 22 撮影 雌しべ
2002 5 22 撮影
2003 5 30 撮影
UP
葉表 2005 6 17 撮影   葉裏
2005 6 17 撮影

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