コバンソウ 「小判草」
 別名 タワラムギ 
ヨーロッパ原産の高さ30〜70センチの1年草。明治時代に観賞用として輸入されたものが野生状態になった帰化植物。撮影エリア内でも分布し普通。5月頃茎の頂にまばらな円錐花序をつけ、扁平で厚い大形の小穂が、細い糸状の柄の先に垂れ下がってつく。ふくらんだ卵状楕円形で、はじめ淡緑色のちに黄褐色になる。
一年のうちで一番輝く季節の中で、風になびくようにゆれる
黄金色の花序は、まさに和名のとおりである。花期は5〜7月。
本種は、イネ科のコバンソウ属であるが、イネ科の植物は花粉媒介を風によっておこなう風媒花へと進化したものである。そのため、その花は花弁などがなくなっている。また、本種の場合、画像のように
3本の雄しべと1本の雌しべで成り立っているが、雌しべの先は二つに分かれて、長くて毛が生えている
和名は、黄褐色に熟した小穂の形を、小判や米俵に見立てたもの。
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撮影機種 デジタルカメラ
2001 5 11 撮影 2004 5 28 撮影
2004 5 7 撮影
UP
2001 5 11 撮影
2001 5 11 撮影
2005 5 13 撮影
2004 5 21 撮影
UP
2004 5 21 撮影
2005 5 20 撮影
UP
2002 5 22 撮影
2003 5 23 撮影
2004 5 28 撮影
2003 5 30 撮影
UP
2002 5 31 撮影
2005 6 10 撮影
UP
2004 6 18 撮影
2003 6 20 撮影

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