スイセン 「水仙」
野生化したスイセン
地中海沿岸原産の多年草で、古い時代に中国を経て日本に入ってきたといわれる。本州以南の比較的暖かい海岸近くで野生化し、群生が見られる。撮影エリア内でも一部であるが南斜面に見られる。
鱗茎は卵形で、下にたくさんのひげ根を出している。葉は粉白を帯びた緑色で晩秋に伸びだす。葉の中心から花茎をのばし、のびきるとつぼみが横向きになり、成熟すると、つぼみを
覆っていた包を破って芳香のある花を5〜7個横向きに花を開く。花被片はわずかにクリーム色を帯びた白色で、平開する。
典型的なスイセンの花の場合、雌蕊(しずい)は1本、雄蕊(ゆうずい)は6本。6枚に分かれた花びらと、中心に筒状の花びらを持つが、6枚に分かれている花びらのうち、
外側3枚は萼で、内側3枚のみが花弁である。花期は12〜4月。
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撮影機種 デジタルカメラ
2001 12 14 撮影
2001 12 14 撮影
2001 12 14 撮影
UP
2003 1 10 撮影
2003 1 10 撮影

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