タブノキ 「椨の木」
クスノキ科の常緑高木。東北地方以南の森林に分布し、とくに海岸近くに多い。照葉樹林を代表するクスノキ・ツバキ等とともに代表的樹種のひとつ。笠状の樹冠をつくり、5月に真紅色の若葉を出す。高さ15〜20メートル。4〜5月にかけて円錐花序に小さな黄緑色の花をつける。実は球形の液果。7〜8月に黒紫に熟す。葉は倒卵状長楕円形で、厚く、表面は光沢があり、裏面は緑灰色
本種は、枝葉に粘液が多いため乾かして粉にして線香の材料(粘結材)として用いた。樹皮や葉は染料に用いられた。
分布は、本州から沖縄。

UP
   2004 5 21 撮影

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撮影機種 デジタルカメラ
   2006 3 17 撮影
UP
葉表 2006 3 17 撮影    葉裏
   2002 6 21 撮影

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