サルトリイバラ 「猿捕茨」
山野に生えるつる性の低木。根茎は硬くて太い。つるはジグザクに折れ曲がりまばらに刺があり木質化する。葉は互生し幅広い心臓形さきがとがる。一対の托葉(葉の付け根にある付属体を托葉・たくようという。これは小さな葉のようなもの(ママコノシリヌグイ)であることが多いが、本種は巻きひげに変化している。)巻きひげになっているのが特徴。
画像のように春から初夏にかけて
新葉とともに花柄をだし、黄緑色の小さい花が散形花序をつくる。
果実は紅色で球形。根茎は薬用として利用される。初夏の若葉は食用となり、果実は生食でき、また薬用酒の材料にできる。
和名は、猿もひっかかって人に捕らえられてしまうのであろうと言うので。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 4 9 撮影
2004 4 9 撮影
UP
2003 4 18 撮影
2003 4 18 撮影
2003 4 18 撮影
UP
葉裏 2003 4 18 撮影   托葉

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