ヤマハタザオ 「山旗竿」
山地、丘陵地の林縁などに生えるアブラナ科のヤマハタザオ属の越年草(えつねんそう 秋に発芽し越冬し翌年に開花、結実して枯れる植物)。撮影エリアないでも普通。茎は高さ30〜80センチで、星状毛と短毛がある。根生葉はロゼット状。茎葉は画像のように茎を抱き波状の鋸歯がある。
茎頂に総状花序をだし、
白色の十字花を開く。花後、角果(かくか アブラナなどの果実。雌蕊の内部は中央に仕切りがあり、それを残して左右の殻がはがれるもの。細長い場合は長角果、長さが短い時には短角果という。)は、果軸に平行してつく。
なお、アブラナ科の特徴として、花は雄しべ雌しべが両方ある両性花で、
ユリワサビなどとともに十字形、花弁、萼片はともに4個。雄しべは6個(ユリワサビ)あり、うち2個は短く4個が長い(ユリワサビ)。果実は角果。
和名は、山に生え
直立した草状による。
分布は、北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影
2008 5 16 撮影

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