安藤広重画く 東海道五十三次之内 大磯 虎ヶ雨(前ページに戻る
大磯町郷土資料館作成絵葉書 安藤広重画く「大磯 虎ケ雨」から搭載

日本橋出立後、はじめての雨の情景である。東海道をはさんで、右手が
高麗山の麓で左が海岸である。場所は化粧坂といわれる地点に近い。
広重はこの絵を「虎ケ雨」と題している。鎌倉時代ここは遊女屋が多く、
我兄弟の仇討ちで有名な兄の曽我十郎祐成の愛人虎女もその一人
で、
十郎が仇討後22歳で討死したのを哀れんで降る雨、虎の涙雨である。

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