カラスノエンドウ 「烏野豌豆」
別名 ヤハズエンドウ
道端や畑、野原など日当たりのよいところに普通に見られる越年草えつねんそう  種子が発芽しても年内に開花しないで、翌年になって開花、結実して枯れる植物。)。茎は根本から枝分かれし、四角形葉は互生し、8〜16個の小葉からなり、先の方の1〜3個の小葉は、普通3分岐したひげになる。小葉は長さ2〜3センチの狭倒卵形。4〜5月頃、紅紫色を帯びた花を葉腋に1〜3個つける。豆果は長さ3〜5センチ。中に5〜10個の種が入っている。熟すとまっ黒になって二つに裂け、果皮がよじれて黒い種をはじきだす。
カラスノエンドウは、葉の付け根にある付属体である托葉(たくよう)に、
ママコノシリヌグイタチツボスミレなどと比べると特徴がある。葉柄の基部にある三角形の茶褐色のが托葉。この茶褐色の部分は、花外蜜腺(通常花の中に蜜腺があるが外にあるため。)と呼ばれ、蜜を分泌するので、アリがよく群がっているのを見かける。
和名は、豆果が黒く熟すのをカラスにたとえたものという。
分布は、本州、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2001 4 11 撮影
2002 3 22 撮影
右下はヒメオドリコソウ 2003 4 4 撮影
2004 4 9 撮影
UP
2004 4 9 撮影
2002 4 11 撮影
2001 4 11 撮影
UP
2001 4 11 撮影
2001 4 11 撮影
2001 4 20 撮影
2003 4 18 撮影
UP
2002 5 1 撮影
2002 3 22 撮影
2001 4 11 撮影
2004 4 9 撮影
UP
2004 4 9 撮影

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