フタリシズカ 「二人静」
山野の林中、林縁などに生える多年草。花穂が2個のものが多いので、ヒトリシズカに対して名前がつけられている。高さは、30〜60センチぐらい。茎は、上部の節に2〜3対がやや間隔をあけて対生する。葉は緑色で光沢はない。縁には細かい刺状の鋸歯がある。花穂は上述のように2個のものが多いが、画像のとおり1個のものも、35個つくのもある。白い花花弁も萼もなく、3個の雄しべが丸く子房を抱いている。花序は立っているが、果実ができると下に曲がる
6月の中旬になると、画像のとおり茎の下部の節から閉鎖花をつけた
細い花序を出す。果実は核果(かくかと呼ばれる果実は、外側の果皮(外果皮)および果肉(中果皮)が内果皮の硬化した硬い核(殻)を取り巻き、核の中に種子があるものをいう。)で、広倒卵形で熟しても緑色で小さい
花期は4〜6月。なお、撮影エリアないでは、ヒトリシズカは3月の終わり頃には咲き始めるが、本種は4月の半ばを過ぎてからと約1ヶ月近く遅い。

分布は北海道、本州、四国、九州。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 4 18 撮影
2003 4 18 撮影
UP
2002 4 19 撮影
2002 4 19 撮影
2002 5 3 撮影
2002 5 3 撮影
2004 5 7 撮影
UP
2004 5 7 撮影
2001 5 18 撮影
UP
2002 5 22 撮影
2003 5 23 撮影
2002 5 24 撮影
UP
2002 6 7 撮影
2002 6 14 撮影
2002 6 14 撮影
2005 6 17 撮影
UP
2002 6 21 撮影
2003 7 4 撮影 2005 7 15 撮影
UP
2003 5 23 撮影 葉表

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