ハダカホオズキ 「裸酸漿」
山地や丘陵地の林縁などに生える多年草。撮影エリア内でも分布し見られる。葉は卵状長楕円形または長楕円形で、先はとがり下部は狭まって短い柄となる。無毛で質は薄い。2〜4個の花柄が葉腋から下がり、下向きに画像のような短い鐘形の淡黄色の花をつける。花冠の先は5裂し、裂片はそり返る。萼は小さな浅い皿状(雄しべは5個)で、先は平たくなり分裂しない。
ナス科のホオズキ属の本種は、子供の頃、時間をかけて種を取り出し、口に入れて音を出し遊んだホオズキとは違い、画像のように花のあと果実を包まない。
なお、10〜11月になると赤く熟す本種とヒヨドリジョウゴの液果は、画像のように
似ているが、(本種ヒヨドリジョウゴ)同じナス科でも、本種はホオズキ属で、ヒヨドリジョウゴはナス属で別種である。
本種の液果は10月に入ると画像のように
赤く熟し始め、ヒヨドリジョウゴより少し早いようである。花期は9〜10月。
分布は、本州、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
2004 9 3 撮影
2004 9 3 撮影
2005 9 16 撮影
2003 10 17 撮影
UP
2006 10 20 撮影
2005 11 4 撮影
2001 11 23 撮影
2003 11 28 撮影 右はヒヨドリジョウゴ
UP
葉表 2004 9 3 撮影   葉裏

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