ムラサキツメクサ 「紫詰草」
別名 アカツメクサ
ヨーロッパ原産の多年生草。名称がツメクサとなっているが、シロツメクサのように詰め物として使ったのではなく、牧草として明治初期に渡来し、全国に野生化したものである。茎は、直立して30〜60センチぐらいになり、画像のとおり全草多毛である。
葉は互生し、長い柄の先にシロツメクサより大形の3枚の
小葉がある。基部にはとがった托葉がある。晩春から夏に、茎の上部の葉腋から柄を出し、多数の紅紫色の花が密集して開く。花はひとつの花のように見えるが小さな蝶形花の集合で、花後も下向きになることはない。花のようすはシロツメクサに似るが、識別点は前述のとおり、茎が直立して毛が多いこと、また、花の色や下の画像のとおり、花の下に葉がある。
11月画像からは、
これから開くつぼみ半分開花した状態がわかる。花期は一般的に5〜8月頃であるが、撮影エリア内では花の数は少ないが、この時期でも見ることができる。
なお、私は撮ったことはないが、まれに白い花をつけるものがあり、このような個体はシロバナアカツメクサと呼ばれる。
 
画像をクリックすると大きく表示されます
撮影機種 デジタルカメラ
2002 5 24 撮影
2002 5 24 撮影
UP
2002 5 24 撮影
2002 5 24 撮影
2002 5 24 撮影
葉表
葉裏
UP
2002 5 24 撮影
2002 6 7 撮影
2002 6 28 撮影
2002 8 25 撮影
UP
2001 11 30 撮影
2001 11 30 撮影
2001 11 30 撮影
2002 12 15 撮影
UP

植物群の目次 植物群の索引 TOPページに戻る