シロツメクサ 「白詰草」
人家付近の道端や荒地に生えるヨーロッパ原産の多年草で、5〜8月頃、花柄を出して白い蝶形花を散形につけてほぼ球形となる。花には短い柄があり、受粉すると外側から順に垂れる。豆果は花弁と萼に包まれ花のあとも残る。花は画像のようにひとつの花のようにみえるのは、上述の小さな蝶花形が30〜70個集まったものである。
葉は
長い葉柄が立ち上がり、3枚の小葉をつける。花柄は5〜15センチと長い。葉は広倒卵形で、表面に画像のように斑紋があるのが多い。
ツメクサの語源は、江戸時代にオランダからガラスの器<ギヤマン>を箱に入れてもってくる時、破損防止のためこの草の枯れたものを詰め物として使ったので、「詰め草」の名がある。これが各地に広がって、牧草として利用されたり、野生化したりした。
この植物は、マメ科のシャジクソウ属で、世界に300種類あり、一般にこのシロツメクサや
ムラサキツメクサ(別名アカツメクサ)などが知られている。
英名は、ホワイト・クローバーで、
奇形の4枚の葉を四つ葉のクローバーといい、幸運のしるしとして大切にすることはよく知られています。
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撮影機種 デジタルカメラ
2002 4 23 撮影
2002 4 23 撮影
2005 5 13 撮影
UP
2002 5 22 撮影 右はニワゼキショウ
2002 5 22 撮影
UP
2001 5 25 撮影
2001 5 25 撮影
2001 5 25 撮影
2001 5 25 撮影
UP
葉表 2005 5 13 撮影   葉裏

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