ヤブニッケイ 「藪肉桂」
クスノキ科のニッケイ属に属する常緑高木だが、さほど背が高くはならず、せいぜい15mといわれる。樹皮は灰黒色で滑らか。亜対生(対生っぽくみえるが不安定)につく葉は楕円形で艶が強く、厚くはないが
革質でごわごわし
、何となく
波打っている
ことが多い。深緑で、はっきりとした
三行脈
が
白っぽく透けて
見える。
本種は、
乾燥に強く、海岸近くから低地の森林によく見かける。花期は6月頃で色は淡黄緑色。果実は黒っぽく熟す。
似たような環境に生育するもので、よく似たものに
シロダモ
がある。ヤブニッケイの別名にクロダモがあり、それと対比させたものと思われる。
分布は、本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄。
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撮影機種 デジタルカメラ
ムシコブ
2006 1 27 撮影
ムシコブ葉表
2006 9 8 撮影 ムシコブ葉裏
UP
2005 10 21 撮影
2005 10 21 撮影
葉表
2005 10 21 撮影 葉裏
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