セリ 「芹」
水田や溝、小川、湿地などに生える多年草で、春の七草(正月七日の七草粥(がゆ)に入れる若菜。セリ・ナズナ・ゴギョウ(ハハコグサ)・ハコベラ(ハコベ)・ホトケノザ(タビラコ)・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)の七種。)の一つ。
地茎をのばし、秋に節から新芽をだしてふえる。葉は1〜3出羽状複葉でやわらかい。
小葉は卵形でふちには粗い鋸歯がある。枝先から複散形花序をだし、白色の小さな花を多数つける。5弁花は全て画像のようにう内側に丸く曲がっている。雄しべは5本。萼は退化して目立たないものが多く、まったくないのもある。萼片が見られるものは長三角形で目立つ。花期は7〜8月。
なお、本種は全草薬草として用いられ食用にもなる。
和名は、群生巣する状態が競り合って生えるように見えるからといわれる。
分布は、日本全土。
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撮影機種 デジタルカメラ
2003 7 25 撮影
2003 7 25 撮影
UP
2003 7 25 撮影    葉裏
葉表 2003 7 25 撮影    葉裏

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